クラシック曲紹介

ハチャトリアン作曲

今回は、アラム・イリイチ・ハチャトリアン作曲仮面舞踏会より「ワルツ」の紹介です。

「仮面舞踏会」は1941年、ミハイル・レールモントフの戯曲を題材として作曲された劇付随音楽です。

組曲の冒頭に演奏される「ワルツ」は、バレエ音楽「ガイーヌ」の中の「剣の舞」とともに、ハチャトリアンの代表作として親しまれています。

フィギュアスケートの浅田真央選手が演技に使用しました。

管弦楽曲ですが、ピアノ版楽譜もあります。私も大好きな曲です。

グリーグ作曲ソルヴェイグの歌

ヘンリック・イプセンの戯曲「ペール・ギュント」にエドヴァルド・グリーグが音楽をつけ、1867年に劇音楽として舞台上演されました。

奔放な主人公ペール・ギュントが世界中を放浪して老いさらばえ、やがて故郷に帰ってきます。

森の中の小屋では、かつての恋人ソルヴェイグが今もなお彼を待ち続けながら歌っているのが、この曲です。

乾いた風が吹く冬にたった一人で恋人を待つ、忘れられない恋人を待ち続け歌う、という哀切な歌です。

演奏会用組曲はオーケストラですが、ピアノ曲用の編曲もグリーグ自身が行っています。

一度聴いてみてはいかがでしょうか。

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